2016年6月27日月曜日

久しぶりの撮影

こんにちは。
梅雨らしいお天気と、夏のような日差しが交互の6月。折りたたみ傘を持ち歩くのが習慣になりつつあります。

先日、久しぶりに撮影でした。
次回作のパンフレット作成用の劇団写真の撮影と個人的に友人に頼まれていたポートレイトの撮影です。

11時。お台場に集合し、まずは友人の撮影。
素材がとても良いので私はただただシャッターを切るだけ。
様々なポージングをしてくれるのでこちらも安心して撮影できました。

そして13時から劇団の撮影。
次回作に沿ったお写真ということで、海で遊んでみたりしました。
お楽しみに!

…写真がない!そうです。ごめんなさい。
お写真の公開は7月頃に。それまで私はフォトショで色々やらねば。

ということで一枚だけ。

2016年6月6日月曜日

良い芝居、良い演劇とは

お久しぶりです。
すっかり6月になり、そして関東では梅雨入りしたそうですね。

先月のお話になりますが、とても良い芝居を観劇したのでご紹介したいと思います。

それは、イキウメさんの『太陽』という作品です。
ツレが「これ面白そう!観てみたい!」と言っていて、フライヤーのストーリーを読んで私も興味が湧いたので観てきました。
会場はシアタートラム。舞台上のセットもシンプルでありながら機能的なもので、これから始まる物語にワクワク。

(あまりネタバレしたくないので伝わらない部分が多々あるかと思いますが、ご了承ください。)

終演後はお互い顔を見合わせて「よかったーーーーーーーーー!!!!!!!」
無駄がない演出、舞台上の必然、完成された脚本に圧巻。
タイトル『太陽』の意味もストーリーに登場する太陽も舞台上の太陽も、美しくそして恐怖。なんじゃこれ!と観劇後は久々にお腹いっぱいになりました。
役者さんについてはツレの方が良く見ていて、セリフの重さやキャラクターの見えない設定までしっかりとしているんだろうな、だからこそここまでキャラクターに深みが出るんだなと思いました。

こんなにも感動した舞台は久しぶりでした。
そして、演劇ってこういうことなんだろうなぁと勝手に納得。
大学の講義として観る舞台ももちろん素晴らしいし、一流の方々によって創られたものなので観て損はないのですが、しかし商業演劇と割り切っているのか、はたまた芸術という観点から創られたのか、とても気になる部分があります。
人それぞれに「良い芝居、良い演劇」の物差しは全く違うので、感想はどれも主観的になりがちですが、しかしこんな知識もない学生にもその物差しはちゃっかりありますのです。
今回の作品は、本当に言葉にならないくらい圧倒され、そして自分の想像力までも支配されちゃうくらい影響を受けました。「自分なら…」なんて感想が全くない、あのキャスト、あの演出家、あのスタッフだからこそできる唯一無二の生の作品。それこそ演劇なのではと思います。
こんなに素晴らしい作品にめぐり合わせてくれたツレに感謝です。
またイキウメさんの公演があったら観に行きたいと思います。